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成長期の子ども(黄金期)の運動能力が飛躍的にアップする【ある遊び】とは?

成長期の子ども(黄金期)の運動能力が飛躍的にアップする【ある遊び】とは?

こんばんは。

大阪鶴見区、東大阪市、大東市の野球教室、パーソナル指導の野球学です。

近年、年々に公園や広場、空き地がなくなり、ビルやマンション、駐車場が新しく立ち並んでいっている状況です。

またテレビゲームも進化して、外に出て遊ぶ子供たちが減少していると感じています。

親御さん方が子供だった頃のように、毎日学校から帰宅してすぐに外に遊びに行く。

それぐらい現在の子供たちにも遊んでもらいたいなと思っています。

子供たち、特に小学生の成長スピードはとても早いです!

一般的にゴールデンエイジと呼ばれており、さまざまな運動能力を吸収して成長していきます!

外で遊ぶことで、子どもの運動能力はバツグンに伸びていきます!!

今回はそんな楽しくて、運動能力が上がる遊び2つをご紹介したいと思います。

また、野球学ということなので野球がうまくなる、ということにも関連付けて紹介しようと思います。

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鬼ごっこ

まずは外遊びの定番の鬼ごっこです。

誰もが必ず遊んだことがあると思います。

また種類も豊富で、ドロケイなど鬼ごっこにもたくさんの種類があって、なかなか飽きないですよね?

鬼ごっこで遊ぶと運動能力が向上することは、さまざまな論文によって証明されています。

あらゆる方向へ走る

鬼ごっこでは、体育の50メートル走のように「位置につい用意ドン!」で真っ直ぐゴールまで走るような場面はありません。

子供たちは鬼から逃げようと、縦横無尽にグランドを走りますよね?

鬼ごっこでは、「相手を追う」、「相手をかわす」、「相手から逃げる」という、さまざまな動きや動作が多く行われています。

そのため、瞬発力や敏捷性が向上しやすくなります。

また小学生の間は、敏捷性が向上しやすい時期になっています。

プラスアルファで、身体を捻るといった動作(柔軟性)や方向転換する際の体重移動など、多くの運動能力に関連する運動要素があります!!

脳からの伝達 「反射」

「右へよける!」、「止まって切り返す」など、人間はまず最初に脳で判断します。

脳で判断したことを、神経系を通り身体へ動かすように伝達しています。

その伝達が速い、遅いがそのまま切り返しの速度へと現れていきます。

よく「あの子は反射神経が良いね」と表現されていますが、脳からの伝達が速く、脳からの指示を素早く動作に繋げることできています。

この身体の反応は、野球においてもすごく大切なことなんです!!いわゆる「反射」です。

ピッチングやバッティング、守備でもこの「反射」が良くなれば、野球は勝手にうまくなります!

そして鬼ごっこで「反射」は養われていきます。

ドッチボール

ドッチボールも鬼ごっこと同じく、子供たちに大人気の遊びだと思います。

親御さん方も少年時代に、一度は遊んだ経験があると思います。

休み時間や放課後には、運動場でドッチボールをしていることが多くないでしょうか?

ドッチボールには、「投げる」「受ける」「避ける」と鬼ごっこ同様に1つの遊びの中にそれぞれが独立した動作が入っています。

実は嘘だと思われるかもしれないですが、ドッチボールがうまくなると、野球もうまくなるんです!!

昔からドッチボールが強かった友達は野球もそれなりうまくなかったでしょうか?

ドッチボールは身体を正しく扱うためには、もってこいの最高の遊びなんです!!

「受ける」「避ける」

ドッチボールにおいてボールを「受ける」、「避ける」時には、鬼ごっこ同様に「反射」が磨かれていきます。

また実際に、ボールが自分の方へ向かってくるのでボールの予測や距離感を掴みやすくなります。

そして狭いコートの中をたくさん動き回るので、無意識にたくさんの切り返しや体重移動を繰り返しているんです!

「投げる」運動連鎖

写真はドッチボールを投げて練習する元独立リーガーです。

ピッチングのリリースに似ていませんか?

ドッチボールは大きくて、少し重たいです。

そのため、力任せに投げようとすると上手く投げることはできません。

しかし、人体の構造に沿って投げれば軽く速い球が投げれます。

ドッチボールは大きくて重たいと言いました。

大きいために手首や腕では投げられません。

どうしても末端の手首や肘が固定されてしまうので思いのほか投げるのが難しいです。

そのため、両手で投げる子たちも見かけませんか?

この動作も自然に脳が身体に楽に投げるように指示を出した結果なんです!

ドッチボールは身体の構造に逆らわずに身体の中心の胸椎(背骨)をまわすことで腕が振られて投げる感覚が自然と身につきやすいです。

ドッチボールは楽しいです!それで野球もうまくなるなんて最高の「遊び」だとは思いませんか?

きっかけはいつでも遊び心

野球に限らずに、子どもが成長する過程に必ずあるのは遊び心です。

大人がお金を稼ぐために仕事をするように、子供たちは元気に遊ぶことが仕事のようなものです。

野球学では、その「遊び」の中にはただ楽しいというものではなく、学びや成長のプロセスの一環であると考えています。

一生懸命に遊ばせる。その中で良くないことは注意する。そして子供たちが気づき、学び、成長を感じていく。

この遊びながら運動能力を向上させる、内面的な成長を期待できることが、スポーツ界の新しい教育の形ではないでしょうか。